おかげさんを利用されている方の過ごし方の1部を紹介します。
写真1枚目はおやつにかき氷を作っている場面
2枚目は観葉植物を剪定
3枚目はデッキで新聞を読まれている場面 です。
どう過ごすかは決まっていません。
職員が利用者全員を集めてレクリエーションを提供することはしません。
利用者が受け身で、「自宅では何もせず過ごし、デイに来て予め決められているレクに参加して遊ぶだけ」では、その方の人生もったいなすぎる!と勝手に思っています。役割を担いながらどう過ごすかは話しながら決めていきます。
新しい事を覚えることで新たな楽しみが見つかる事もありますが、それ以上にこれまでの経験でしてきたことを発揮出来る場所があって、それによって他者から感謝されたり交流が生まれること、それがさらなる意欲を引き出すことを目指しています。
高齢や認知症、その他の病気などによって、かつて誇りを持ってしてきたことも出来なくなることが多いですが、その多くは「出来ない」のではなく、「する場」又は「したいと思える場」を失っていることが要因ではないかと思います。それを自宅でするのは大変。
自宅内に限らずとも生活の中で、自信を持って過ごせる場や時間があることで、日々の生活を心豊かに穏やかに過ごせるのではないでしょうか。