おかげさんの昼食作り

おかげさんでは、朝に昼食の献立を皆で決め、必要なものをスーパーへ買い物に行き、

利用者と職員で作っています。やはりこれまで主婦をしてきた女性利用者は手際良く作って下さり、職員以上に主体となって調理されています。

でも、男性もただ完成を待っているだけではありません!昔は調理していた方もいるし全くしたことない方もいます。それでも周りが頑張ってる場面を見ると、何かしようと台所に来て下さることも多くあります。

これまでしてきた家事や趣味を継続出来ることも大切、でもこの場所だからこそ慣れないことに取り組まれる姿もとても素敵です。

「自分らしく」生き続けてほしい。でも「新たな自分のひと場面」に出会うことも本人・職員ともに嬉しいことだと感じさせてもらえます。

「家」「1人」ではそうはいきません。馴染みの場所、馴染みの人たちがいるからこそ「誰かの役に立ちたい」という気持ちが芽生えます。そうしてみんなが自分に出来る事をしながら支え合うことが「おかげさん」の目指す場面です。